半夏厚朴湯 ハンゲコウボクトウ

半夏厚朴湯は気分をリラックスさせ、咳や吐き気をおさえる漢方薬です。


不安感や緊張感、イライラ、抑うつ、不眠、神経性の胃炎や動悸、めまい、さらに喘息や気管支炎で声がかれて喉の調子がよくない、胃の調子がなんだかわるかったりする場合に優れた効き目があります。

 

心身ともに疲れやすく、冷え症で繊細な人に向く処方です。とくに、ノドのつかえ感を訴えるときに好んで用いられます。

 

神経をしずめて、心と体の状態をよくし、自律神経失調症気味の症状の調節や、交感・副交感神経の調律を助けてくれますので、うつにともなう身体的な症状を抑える効果も期待できます。

 

妊娠してつわりがひどく、衰弱してしまっている時も、半夏厚朴湯はつわりに効く漢方薬ですから、もちろん医師の許可があれば妊娠中でも使えます。

【配合生薬】
半夏(はんげ):5~6g、茯苓(ぶくりょう):5g、厚朴(こうぼく):3g、蘇葉(そよう):2g、生姜(しょうきょう):3~4g

 

半夏と厚朴は、ノドのつかえ感や吐き気をおさえ、咳をしずめ、また気分を落ち着ける役目をします。茯苓には、水分循環をよくする作用のほか、鎮静作用もあり、蘇葉は咳をおさえ、また、抑うつを発散して治すといわれます。さらにこれに、体をあたため胃腸の働きをよくする生姜が加わり、これらの相乗効果で、よりよい効果を発揮します。

 

【適応症】
体力中等度以下の神経質な人で、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、息切れ、更年期障害、貧血、めまい、吐き気、不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、不安神経症、神経性胃炎、うつ、不眠症などに用いられます。

 

【使用上の注意】
妊婦または妊娠している可能性のある女性は使用できない場合もあります。
医師の許可があれば  半夏厚朴湯はつわりに効く漢方薬ですから、もちろん医師の許可があれば妊娠中でも使えます。   

直葬・天国への引越